巨人、2年ぶり11度目のCS進出が決定
プロ野球セ・リーグは9日、巨人が阪神に勝って3位を確定させ、2年ぶりのクライマックスシリーズ進出を決めた。13日からのCSファーストステージでは2位のヤクルトと対戦する。3試合制で先に2勝したチームが、17日からのファイナルステージでリーグ覇者の広島に挑む。
経団連、就活ルールの廃止を正式決定
経団連が、会社説明会や面接などの解禁時期を定めてきた「就活ルール」の廃止を決めた。
中西宏明会長の突然の「廃止表明」から約1ヵ月、今後は、政府が音頭をとって企業に呼びかける「官製就活」に移行することになる。
といっても罰則がなければ拘束力はない。経団連に加盟しないIT企業や外資系企業が早くから採用活動をして人材を囲い込む抜け駆けが横行してきたが、労働人口減少時代で「売り手市場」の就活戦線はこのまま漂流するのか。
「寝耳に水」の廃止宣言
その伏線は3ヵ月前
経団連は9日、正副会長会議で就活指針の廃止について協議した。中西会長は直後の会見で「2021年度以降、経団連は指針を策定しないのが妥当という結論になった」と語り、1953年から財界が作ってきた就活に関するルールを廃止することを正式に宣言した。17人いる副会長から異論は出なかったという。
米朝首脳会談、米長官が金正恩氏と一致
ポンペオ米国務長官は7日、北朝鮮を訪問し、平壌で金正恩朝鮮労働党委員長と会談しました。ポンペオ氏は直ちに専用機で韓国に移動し、同日夜、文在寅大統領と会い、「第2回米朝首脳会談をできるだけ早い時期に開催することで一致した」と説明しました。韓国大統領府が発表しました。
ポンペオ氏はツイッターに「いい旅ができた。6月の首脳会談の合意を前進させていく」と投稿。文氏との面談では「北朝鮮と生産的対話をした。われわれがすべきことは多いが、きょうさらに一歩踏み出した」と語った。同行した米メディアによると、金正恩氏との会談は昼食を含め、約3時間半に及び、金正恩氏は昼食の席で「両国のよりよい未来を約束する、すてきな一日だ」と述べた。
具体的非核化措置を求める米側に対し、北朝鮮は朝鮮戦争の終戦宣言など信頼醸成措置が先だとの立場を堅持し対立してきた。ポンペオ氏の訪朝は4回目。同行した米高官は「前回よりよかった」としつつ、今後も「長い道のりになるだろう」と指摘。非核化をめぐる溝が埋まらなかったことをうかがわせた。8日に訪中し、中国政府高官と会談する。